20日朝、栃木・宇都宮市のサーキット場で、ドリフト競技中の車のタイヤが外れ、スタッフの女性に直撃した。 <br /> <br /> 女性は、意識不明の重体となっている。 <br /> <br /> 宇都宮市高松町にある、日光サーキット場。 <br /> <br /> そこに、タイヤブロックに衝突した、派手な色の改造車があった。 <br /> <br /> 午前9時ごろ、ドリフト競技をしていた、36歳の男性が運転する改造車の右前輪が外れ、タイヤが関係者席に飛び込んだ。 <br /> <br /> タイヤは、大会関係者の女性(35)の背中に直撃し、女性は、全身を強く打ち、意識不明の重体となっている。 <br /> <br /> アクセルやブレーキなどを巧みにコントロールすることで、コーナーを横滑りしながら曲がる、ドリフト走行。 <br /> <br /> 事故は、そのドリフト走行のさなかに起きたという。 <br /> <br /> ドライバーのチームメートは、「1コーナー付近に向かって、ドリフトしている途中に、足回りに不具合が生じ、ハンドルの制御不能で、1コーナーのタイヤバリアーに当たってしまって。当たってしまった衝撃で、タイヤが取れてしまって」、「(メカニックの人たちは)20年も30年も整備をやっているので、整備自体に不具合はない」などと話した。 <br /> <br /> 警察は、タイヤがドリフトして、すぐに外れ、バウンドしながら、およそ1メートルのタイヤの壁を越えて、女性に直撃したとみていて、車に整備不良がなかったかなど、事故の原因を、くわしく調べている。 <br /> <br /> 2016/11/20 17:49